プログラミングはしないのが理想

世の中、クライウドとかSaaSとか、
「作るより利用する」方向に、話題が集まっています。

プログラミング(コーディング)は、しなければしない方が、
質の良い仕組みを作ることができるってことは誰もが、
ずっと前から気がついています。

では、なぜプログラミングをするのか?

そのほとんどの理由は、
「そうしないと出来ないことが多かった」からです。

ですが、業界が成熟するに従って、出来ることが増えて来ました。
なので「作るより、利用する」「所有するより利用する」ことが出来るようになりました。

あるもの、使えるものは、積極的に使うべきだと思います。
恐らくそれが、一番の近道で、安価で、安全で、確実な方法だからです。

そうなると世の中の「プログラマ」は不要になるのか?

そんなことはないハズですが、
今までと同じ「コーディング」の仕事は確実に減っていくと思われます。
それが、究極の理想でもあります。

でも、すべてが「利用できる」もので間に合うとも考えられません。

私たちはそのような中で、どんな働きができるのか?
どんな付加価値を生むことができるのか?

今までと同じスタイルでは、ダメということに間違いはなさそうです。

私は以前から、お客様に、
「私はプログラミングもしますが、プログラマではありません」
と申し上げてきました。

ずっと、前から、コーディングなんかできればしたく無いのです。
プログラミングの仕事で、一番大変なのは、バグを潰すこと。
大変というより、一番無意味なことが、一番大事な事になっている。
変な話ですが、そんなものです。

だから、コーディングなんてしたく無い。
プログラミングはしないのが理想。

さて、何処までその理想に近づくことができるのか...
楽しみな世の中になって来ました。
(ホントか? 笑)