転換期

今回の震災、原発災害を契機に、様々な場面で転換期を迎えることになると思います。
コンピュータシステムも例外ではないでしょう。

一部の自治体では戸籍データが紛失したとの情報も伝わって来ています。
バックアップは当然とっていたものの、その複本は同じ県内であったため、被害に遭ってしまったとのこと。
今後はこれらを教訓に、ネットワークを利用した全国的な分散保管が、法的にも義務づけられるようになると思われます。

そして、今まで流行言葉のように語られていた「クラウド」が、日常的な言葉になるでしょう。

業界で汎用的な業務、特に自治体を中心にした業務はクラウド化が特に進むでしょう。
また、進めるべきだと思います。
(それを促進するための、法改正、法整備も求められるでしょう)

復興は、ただ元通りにする「復旧」ではなく、
「再考して再構築」する事が将来につなぐためのポイントになります。