最近のハードディスクの壊れ方

某所(笑)より、PCの調子が悪いので見て欲しいとの依頼がありました。

DEL Optiprex 790
CPU:Intel i5
メモリ:4GB
内蔵ハードディスク:2.5インチ 250GB × 1
OS:Windows7 Pro(32bit)

現象的には、日本語入力中、断続的に止まるような動きをして、
まともに入力出来ないとのこと。
実際試して見ると、そのとおりでイライラして使い物には成りません。

最初は、アンチウイルスソフトなどが邪魔しているのかとか思い、
スタートアッププログラムを全て止めた状態にしましたが現象変わらず。
セーフモードで起動してもダメです。

BIOSのアップデートが出ていたので、これもやってみましたがダメ。

そうこうしているうちに、ハードディスクのアクセスランプの動きが妙な
動きをしていることに気がつきました。

操作とは無関係に、ヤケにアクセスランプが点灯するのです。
そして、点灯中はキーボードの入力を受け付けないことも解りました。
チェックディスクも行いましたが結果は異常なし。
でもこれは明らかに異常。

これまでの観察結果からハードディスクの異常と判断し、
ハードディスクを交換することにしました。

この際、ハードディスクではなく、価格も落ち着いてきた
SSDに転換してみることにしました。

クローン作製用のソフトで現在のハードディスクの内容をコピーしたのですが、
これが大変...
通常なら、30分ぐらいで終わりそうな容量なのに3時間程掛かりました。
ここで、ハードディスクの異常は決定的になりました。
まだ、コピーできただけよかったのですが...

コピーも何とか無事完了しいよいよ転換し、起動。
無事起動し、その後の動作も問題ないようです。
転換前にあれほど頻発していた、プチフリーズ現象も皆無になりました。
SSDにしたことで起動時間も早くなりました。

最近のハードディスクってこんな壊れ方をするんですね。

ともあれ、早期発見でダメージもなく回復できたのでよかったです。
PCも人間と同じで、早期発見は大切です!